立つ鳥

「12月5日」

週末の完成見学会は
体調を崩してしまい申し訳ない状態でしたが
多くの方に来て頂いてありがとうございました

これで「桑名の家」ともお別れが近づいてきました
立つ鳥、跡を濁さずと言いますが

先に立った大工さんから、玄関先に、ポツンとベンチ
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2世帯住宅で、ご年配世帯の入り口に
そっとカバンを置けるような、すっと一休み出来るような
そんなモノがあったら良いなぁ。の一言から
大工のSさんが、余った材料でサッとつくっていってくれました
(帰り際に何も言わず。。。。去るのがSさんらしい)

長い間、この建物に拘りと腕と、経験値で
ひと味も、ふた味も、職人の深みを刻んでくれた大工さんたち
お施主さんも解っているので
パッとみて、あっ?大工さんがつくってくれたん?
それもSさんでしょ?!の声

こやって、真剣に良い家をつくろう!と思う人たちは
何も言わなくても、感じるし
何を言われなくても、感じてもらえるんです

と、こんな家づくりを続けていきたい
こんな人たちと家づくりをしたい。と改めて思うのでした

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じゃないけど

「11月24日」

2世帯住宅では
どこで空間を別けるか、繋げるかが
大きな課題

世帯を別けるところは
なんとなく、柔かく、さらっと境界をつくりながら
それでいて
導かれるように。。。とあまりに矛盾してますが
世帯が解れる階段部分には
上部に設けた窓から
光が落ちてくるので
虫じゃないけど、寄せられて
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手摺じゃないけど
丸柱が、手摺代わりになって
2階へ。。。と導かれて
なんとなく、柔かく別けてます

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ちょっと

「11月23日」

小さな窓にカーテンを入れると
なんとも大袈裟だし
かと言って、狭い敷地では外の気配も気になるし
という時にも
ちょっと障子を
もちろん、つくる時は細く細く繊細にで
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フルオープンにもなるし
要らなきゃ外せば良いし
光を拡散してくれるので、温かみが増しますね

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灯ると

「11月22日」

現場に明かりが灯りました
一気に雰囲気が出ますね
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陽を取り込みたくて南側に大きく開けた窓も
障子を入れる事で
光の調節にもなるし、断熱効果も大きいし
さらに
冷たい雰囲気のサッシも隠せる事で
一気に温かみが出てきましたね

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生々しい

「11月18日」

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ガリガリと音をたてながら
回転する機械に、骨材やら水やら、色々なモノを
タイミングを見ながら職人さんが投入していく
ある程度、決まった数量はあるんだろうけど
職人さんの眼と耳と、経験に頼った感が満載で

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それで出来たのが
洗い出しの階段
角は、ちょっとヌルリとして欲しい。という
少し難しい要望になんとか応えてくれました

ちょっと荒々しい姿が、人が造った証となって
冷たい構造物が生々しくも、温もりを感じる形になりました




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風と光を

「11月14日」

家の中に光と風は取り込みたい
ただ
町中で、周りを建物に囲まれて
さらに長細い敷地だと
どうしても奥は暗くてしっとりとした空気が。。。

という訳で
「H-KK」では、面積的に厳しいなぁと思いつつ中庭
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ようやく足場が取れて
その中庭の全容が現れました

屋根、小庇、バルコニー、左官壁、板金の重なりが良い感じ

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あと少し

「11月9日」

ようやく「H-KK」の足場が取れました
低金利時代なのか
周辺では、大手メーカーの家が後から始まっては
先に完成していく。。。という
よくある話ですが、今回はちょっと数が多すぎて
建築ラッシュですね。。。なんて声も聞こえて来ながら

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足場が取れてようやく全貌が姿を現しました
これで外回りの工事に入り
内部の仕上げも、終わって
完成を待つばかりです

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仕上

「11月3日」

気づけば、もう11月
ハロウィンも終わって、もうクリスマス??という感じですが
「H-KK」は仕上げ工事で追い込み中
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内部の左官工事は、ほぼほぼ完了
他の材料と上手くマッチして
良い感じになってきました

残すは、玄関の土間と、内部建具と、設備付け
そして外構ですね

先日
植栽の買い付けに行きましたが
いつもは、植栽畑に行くのですが
今回は初めて、植栽市に連れて行ってもらいました
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気に入った樹があれば
(もちろん部外者の僕は参加出来ませんが)
植木屋さんが、後から競り落としてくれるらしいです

すっごい広い場所に、すごい本数ありますが
たった1日で全て売れて行くそうで
良い経験させて頂きました







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細かい所

「10月31日」

現場が最後の内装仕上げに入ってくると
細かい部分の所に
職人さんの心遣いの差がハッキリと
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板張りの目地の中まで、左官で仕上げてくれたり

ロフトへの梯子に、微妙な勾配をつけて
加工してくれたり
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↑これ。。。掘り込んであるんです
(ちょっとヤリスギ感がありますが。。。)

こんなところまで
楽しがってつくってくれる職人さんたちに感謝です

完成まであと少し、仕上がりを待つドキドキ感と
出来栄えを感じるワクワク感も、もうすぐ終わり

秋風のヒンヤリ感と共に、ちょっと寂しさも感じて来てます

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ラストスパート

「10月26日」

「H-KK」では
今までは、大工さんがあれやこれやと
一生懸命つくってくれましたが

そこに、最後の仕事
内装工事に入って
仕上の職人さんが
登ったり降りたり
行ったり来たり
捏ねたり、洗ったり
出たり入ったりと
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今までの形だけの空間から
一気に、彩りある世界へと変わって
下地の堅い空間は
仕上げ材料で、ふわっと柔らかく
次に現場へ行くのが楽しみです

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