6月25日
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「木割」
木割を調べると。。。薪用の材を割ることらしい
もちろん、この意味ではなく
建築の設計にて、垂木の寸法を基準に各部の寸法を決めていくこと
とも書いてある
現在、計画中のマル秘物件では
その木割を使って設計をしています
垂木の寸法からの、柱の大きさを決め
そして、床、敷居、長押、茅負、裏甲に、破風などなど
材の大きさ、高さなどを決めていく
昔ながらの建築部材の言葉は
パソコン上では、すぐには変換してくれないことも多々あり
今では、使わなくなってきた部材でもあり
(最近は長押なんて、使わないし。。。)
頭をフル回転させながら
木割から出された寸法と、部材の組み合わせを考えて
図面に落とす。。。すると上手く納まらない部分が
さらに考えては、図面化していく
こちらを立てれば、そちらが立たず
その分、なんだか嬉しくなってしまうくらい
古き良きモノに触れている感じがなんとも心地良い
ようやく、まとまってきました
今週には大工さんに図面を届けに行けそうです
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「手仕事」
「H-MO」で使う構造材を見に製材屋さんのところへ
山と積まれた材木の隙間を
縦横無尽に走り回るリフトに、ぶぉーんの響く製材機
木の香りが
たまらなく心地の良い大空間に圧倒されながら
担当のAさんに、木のことを色々と聞く
木のことだけでなく
家つくりのこともかなり詳しいAさんの話は
いつまでも聞いていたくなるような気分で
話が尽きないまま、大工さんの小屋へ
運ばれた材料が
大工さんの手によって、美しく加工されてます
今回も、「手刻み」による構造材の加工は
今時のプレカットという工業製品の如くつくられる
柱、梁とは違い大工さんや地域の特色が出るディテールと
材に残る墨の跡がなんとも、温かさを感じます
少しだけ、ご無理を言って
手仕事が残る木組みに変更してもらい
上棟が楽しみです
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