建築も
「9月4日」
小説やらユルイ本ばかり読んで。。。
と、怒られそうですが
ちゃんと読んでますよ。建築本
村野藤吾さんの「建築をつくる者の心」
昭和55年の座談会を記録した本ですが
建築をつくる価値とはね・・・という話から
既に工業化と職人不足の話まで
あの有名な言葉
「99%の話を聞いても、1%の村野が残る」的な言葉が
繰り返しお話しされるこの本
昭和55年??と言えば
まだまだ好景気
今日より、明日は素晴らしい!という時代
自分は、まだまだ無垢の園児時代
ファミコンは無く
(今でいう、PSとかWiiとかいうゲーム機の事ですが)
TVは、白黒の番組もたまにあり
リモコンや携帯のワイヤレスという言葉が
想像できない時代
そんな時から、そう感じられていたのか・・・と
職人さんの手垢(=想い)が詰まった材料よりも
それ以上に
人の手を汚いと無菌状態を求める時代は
職人さんだけでなく、何もかもが不足という時代
(何故か、ゴミだけは増えてるんですけど。。。。)
35年は、35年掛けるしかないので、地道にですね
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