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長い1日

「10月28日」

昨日は長い1日となりました
朝一に、工務店さんへ現地にて見積依頼
その後、市役所など廻りを重ねて
昼からお施主さんとショールームで設備選び
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もしかしてですが
最近の設備は
単体で選ぶ事が出来なくなってきてるような。。。

こちらが欲しいのは
洗面ボールと水栓だけなんですが
案内の人とも、少し話が噛み合わない
そして、単体の製品は、あまり置いてない
こやって、既製品のモノを選ぶシステムになってるんですね
困った困ったです

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地盤調査

「10月27日」

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雲一つない青空のもと地盤調査
今は、話題中の話題ですね

通りすがりの人が足を止めて見て行きます
そして、僕は
「問題があるから。。。では無いですよ。。。」と
心の中でつぶやいてます。。。

こやって、現場に立ち会う事が
少なくとも、話題のような事にならない第一歩かなと
調査の音、スピード、出てくる土などなどを
ちゃんと感じればと、気づく事も多いし
なにより、餅は餅屋
調査する人と話をすればするほど
目には見えない、地中の中が見えてくる感じ

もちろん、調査も
お金が時間がっていう事で
素人さんにやらせたら、ダメですよ

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みえすぎ

「10月18日」

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駅前にマンションが建つんだとかで
古い雑居ビルが無くなったら
裏のアーケード街が丸見えに。。。

あの巨匠の最新映画でも使われたアーケード
なんだか、丸見えになると
雰囲気が一気に変わり
見てるこちらも変な気分

人も店も少なくなって
なんとなく寂しい以上に
溜まった空気に
入るのも気が引ける場所だったけど

これだけ開け放されると
それはそれで、悲しい。。。。

このままの空き地で、人が集まる仕掛けをすれば
楽しい場所になりそうだけど、、、マンションですか。。。
もっと悲しい風景になりそうですね

そして思う
アーケードの柱がスゴイ華奢!

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柔かい

「10月13日」

住宅設計の依頼は
多くは木の家。木造です

久しぶりにコンクリートで造る建物
いわゆる、RC造で計画中

という訳で
構造計算をしてくれる構造家さんと
打ち合わせ

そこで話に出たのが
「強くする事で壊れちゃうんですよ」と

???

地震に耐えれるように強くする
強くすると、強いからこそ壊れる

相反する話です。。。。
イメージ的には
紙コップだと、ふにゃふにゃだけど割れず
ガラスのコップは固いけど、割れるって感じですね

コンピューターには解らないような
(今のコンピューターには解るのかな??)
人間の経験こその大事な話ですね

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やっぱり固いコンクリートより、柔かい木造が
人間の身体に、やっぱり相応しいような。。。と
(いや、僕には。あってるのかぁ~~)

この木組みの豊かさと美しさを
構造計算に加点してくれれば良いんですけど。。。

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惹かれるのは

「10月9日」

観光地でも、道中でも眼に留まり
早起きしてまで、脚が向かうのは
ふっと心を惹きつける風景だったり、モノだったり

家族連れだと、安心してもらえるだけで
ひと気のない場所で、立ち留まる姿は
ちょっとした不審者です。。。

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山間の集落に

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湧水に架かる小屋根

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立派な茅葺〇〇家とは呼ばれず
観光客に素通りされる小屋

また、どっか行っちゃったね。。。と
家族を放置して、誰も見ないモノに食い入る父ですが

しかし、こちらは、家族もお気に入り
しきりに撫でまわされるロボット
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と思わしき、消火栓

何に惹かれるのか。。。
たぶん、どこにでもあったようで
今では、そこにしかないような
考えるまでもなく、こう造る事が当たり前な
ありのままなモノに惹かれてるような

石積の棚田、上がるための小道
そこに建つ蔵
この場所に自然につくる。ありのままさ。が美しいと
気づかされるのでした

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美味しい旅

「10月8日」

等伯を追う北陸旅の帰り道も
もちろん、家族サービス
海沿いではなく、山間を抜けて
世界遺産のまちを見下ろす場所へ
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そして、THE観光地もテクテク歩く
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観光客の自撮棒を除けながら(ちょっと危ないですよね)
まちを感じて、建物を視つつ

みたらし団子が、かなりのヒット!
飛騨牛も美味しかった
魚も美味しかった
白飯が美味しかった

と、美味しい続きとなり
ホントに心もお腹も満たされる旅になりました

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足跡

「10月7日」

先日に家族サービスという名のもと、北陸へ
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「ダンゴ虫!」と、こどもが叫び、興奮する建物は
黒川紀章さんの福井県立恐竜博物館
動く恐竜に、こどもはさらに大興奮!
家族サービスには、もってこいの場所ですね

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そして、内井昭蔵さんの七尾市美術館
という建築家の建物は、そこそこに(笑)
心に秘めた、僕の最大の目的は

【長谷川等伯】

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永徳か等伯かと言えば、やはり等伯
小説を読んだからこそ、やっぱり行きたい。見たい!

最近、発見された絵も特別展示中

等伯31歳のとき
能登から、都へ向かう足跡を
445年経って、遡るように
敦賀~羽咋~七尾へ進む道

奇しくも家族連れという状況は同じでも
こちらは、車
等伯は、徒歩

ETCで、さらりと通り抜ける後藤一家と
戦乱の関所を掻い潜る長谷川一家

戦乱の中、これだけの距離を
都へ向かう一家の足取りを
小説を思い出しつつ
地名と風景と、場所と時を重ね合わせていく

等伯という人物のお蔭で
身近に感じる北陸は
かなりのアタリ旅となるのでした

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生き物なので

「10月3日」

都の路地には
苔がいっぱいで
驚くほどの厚みがあって
どれくらいの時間が。。。と、年月を感じずにはいられず
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苔も生き物
生きるためには、生きれる場所でと
水がある所へ、広がっていくのが興味深く
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雨が落ちて、流れるところや
軒下でも窪んで溜まるところに
苔が広がって行く様は
造れない景色が、そこには広がって

ただ、こっちは、どうにもこうにも
何故ここだけ、瓦の上に苔が。。。。です
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ここだけ、紅葉から雨が滴る??
いやいや、苔の成長と、紅葉の成長が
合わない。。。。謎です

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沁み渡る凄さ

「10月2日」

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建築仲間たちと都へお茶室巡りの旅をしてきました
お茶室も、古建築も、そこで盛り上がる建築話も
建築とは関係ない話に盛り上がるのも良い時間で。。。

行こうか?行こう!と集まれる仲間が居てくれるのが
ホントにありがたいと心に沁みます

で、この旅で一番興奮したのが
これ!!(茶室じゃないのです)
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利休居士が愛して止まなかった灯篭

千利休が、秀吉に「譲れ」と言われて
嫌だ嫌だ。。。と断り続け
後ろを割って、割れちゃったんで、すんません。と
最期まで渡さなかったとされる
通称「欠灯篭」

こんなに割るもの??と思いましたが
細川三斎が譲り受けたのちに
三斎が、ちょっとな。。。という事で
もう少し割ったり、蕨手も割ったりしたらしく

割ってまで、所有し続けた利休もスゴイし
それを、さらに割る弟子の三斎もスゴイ!

そして、割れた灯篭に興奮する僕を見て
周りは、スゴイスゴイ!
・・・スゴイ気持ち悪い(笑)。。。と
同じスゴイでも、次元が違いました

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