長い1日
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「10月13日」
住宅設計の依頼は
多くは木の家。木造です
久しぶりにコンクリートで造る建物
いわゆる、RC造で計画中
という訳で
構造計算をしてくれる構造家さんと
打ち合わせ
そこで話に出たのが
「強くする事で壊れちゃうんですよ」と
???
地震に耐えれるように強くする
強くすると、強いからこそ壊れる
相反する話です。。。。
イメージ的には
紙コップだと、ふにゃふにゃだけど割れず
ガラスのコップは固いけど、割れるって感じですね
コンピューターには解らないような
(今のコンピューターには解るのかな??)
人間の経験こその大事な話ですね
やっぱり固いコンクリートより、柔かい木造が
人間の身体に、やっぱり相応しいような。。。と
(いや、僕には。あってるのかぁ~~)
この木組みの豊かさと美しさを
構造計算に加点してくれれば良いんですけど。。。
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「10月9日」
観光地でも、道中でも眼に留まり
早起きしてまで、脚が向かうのは
ふっと心を惹きつける風景だったり、モノだったり
家族連れだと、安心してもらえるだけで
ひと気のない場所で、立ち留まる姿は
ちょっとした不審者です。。。
山間の集落に
湧水に架かる小屋根
立派な茅葺〇〇家とは呼ばれず
観光客に素通りされる小屋
また、どっか行っちゃったね。。。と
家族を放置して、誰も見ないモノに食い入る父ですが
しかし、こちらは、家族もお気に入り
しきりに撫でまわされるロボット
と思わしき、消火栓
何に惹かれるのか。。。
たぶん、どこにでもあったようで
今では、そこにしかないような
考えるまでもなく、こう造る事が当たり前な
ありのままなモノに惹かれてるような
石積の棚田、上がるための小道
そこに建つ蔵
この場所に自然につくる。ありのままさ。が美しいと
気づかされるのでした
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「10月7日」
先日に家族サービスという名のもと、北陸へ
「ダンゴ虫!」と、こどもが叫び、興奮する建物は
黒川紀章さんの福井県立恐竜博物館
動く恐竜に、こどもはさらに大興奮!
家族サービスには、もってこいの場所ですね
そして、内井昭蔵さんの七尾市美術館
という建築家の建物は、そこそこに(笑)
心に秘めた、僕の最大の目的は
【長谷川等伯】
永徳か等伯かと言えば、やはり等伯
小説を読んだからこそ、やっぱり行きたい。見たい!
と
最近、発見された絵も特別展示中
等伯31歳のとき
能登から、都へ向かう足跡を
445年経って、遡るように
敦賀~羽咋~七尾へ進む道
奇しくも家族連れという状況は同じでも
こちらは、車
等伯は、徒歩
ETCで、さらりと通り抜ける後藤一家と
戦乱の関所を掻い潜る長谷川一家
戦乱の中、これだけの距離を
都へ向かう一家の足取りを
小説を思い出しつつ
地名と風景と、場所と時を重ね合わせていく
等伯という人物のお蔭で
身近に感じる北陸は
かなりのアタリ旅となるのでした
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「10月2日」
建築仲間たちと都へお茶室巡りの旅をしてきました
お茶室も、古建築も、そこで盛り上がる建築話も
建築とは関係ない話に盛り上がるのも良い時間で。。。
行こうか?行こう!と集まれる仲間が居てくれるのが
ホントにありがたいと心に沁みます
で、この旅で一番興奮したのが
これ!!(茶室じゃないのです)
利休居士が愛して止まなかった灯篭
千利休が、秀吉に「譲れ」と言われて
嫌だ嫌だ。。。と断り続け
後ろを割って、割れちゃったんで、すんません。と
最期まで渡さなかったとされる
通称「欠灯篭」
こんなに割るもの??と思いましたが
細川三斎が譲り受けたのちに
三斎が、ちょっとな。。。という事で
もう少し割ったり、蕨手も割ったりしたらしく
割ってまで、所有し続けた利休もスゴイし
それを、さらに割る弟子の三斎もスゴイ!
そして、割れた灯篭に興奮する僕を見て
周りは、スゴイスゴイ!
・・・スゴイ気持ち悪い(笑)。。。と
同じスゴイでも、次元が違いました
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