斎砂
「4月7日」
桜咲きほこり、青空のもと
「H-KK」では地鎮祭を無事執り行いました
地鎮祭も土地柄があり少しづつ形式が違いますが
祭壇の脇に設けられた円錐形の砂の山は
その名の通り「盛り砂」と呼ばれたり
「斎砂(いみずな)」と呼ばれたり
そして、この斎砂があると
ちょっとドキドキの儀式があるんですよ
お施主さん、設計者、施工者が
この砂の山を、鍬、鋤、鎌で
エイ!エイ!エ~~イ!と声を出して掘るんです
ずっと黙っていた祭事の後半
関係者が背後から見守る中
練習さえしてない慣れない手つき
そんな時に、大声を出すなんて・・・・
変な声にならなきゃ良いけど
なんて事も、頭の中で巡りながら
正解も不正解も解らぬままの一発勝負
掘った斎砂に鎮物を埋めて儀式完了です
こういう儀式も時代と共に簡略化されていきますが
やはり一生に一度の家づくり
キリッと引き締まる儀式は、想い出の一つにもなるし
ずっとやっていきたいですね
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