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1500キロ

「5月31日」

5月も最終日
連休もあり、実施設計もあり
かなり激しい1か月も、これで一段落です

激しいと言えば、今月の移動距離
GWは、こどもたちのために
「近すぎちゃって♪」で有名な富士サファリパークへ
三重からは、近すぎる事もなく片道250Km
霧の中の、キリンは、なんとも凛々しく
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好きなヴァンジ庭園美術館は、刺激的で
前回は、入れなかったIZU PHOT ミュージアムは
気持ちよく
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(IZU の「I」の字上に、蚊が留まり、小文字になるのも楽しくて)
いい家族旅行になりまして

豊田市美術館の東山魁夷展では
心に沁み渡る絵に、癒されて
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暑さ爆発の「クラフトフェアまつもと」では
欲しい器などなど、手にとってはワクワクして
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と、かなり良い時間を過ごさせてもらいました

が。。。。他にも動いて
気づけば
家族と共に5月の走行距離が。。。1500Kmを超えました

なんだか、全国を駆け回る、やり手営業マンみたいです。。。

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の前に

「5月30日」

天気が良すぎる5月は
現場も、予定通り以上の進みでひと安心

今日は、棟上げをする前に
土台を敷いて、足場を組んで

の前に
床下に、走りまわる設備の配管
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床をつくっちゃうと、出来ない作業もあるので
ここは大事です

この配管
先に経路を確認して
コンクリートを流す前に
ちゃんと、穴を開けておかないといけません
こちらも大事な作業です

すべては段取り!な訳ですが

棟上げを前に。。。。天気が怪しい
ここに来て
いやいや、ここまで晴れが続くと。。。
雨でも仕方ないような。。。
段取りが悩ましくなってきました

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圧倒されました

「5月23日」

とりあえず、見に来てほしい!
驚くから!

と、誘われて
とある材木屋さんへ

驚くからなんて、ハードル上げちゃって。。。。と
そう簡単にはね。。。。

で、結論。驚きました。というか
ため息出ました
そして、ワクワクしました
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無いモノが無いでしょって言われて
そうですね。。。。と言ってしまいそう

広葉樹の板が、今すぐ使える材で3000枚
まだ、乾燥できてないモノを入れると5万枚?
あれ??あってるかな???この数字???
というような、桁違いの数字でございます

枚数もさることながら
大きさがハンパなく
4mモノなんて、小さい小さい
6mモノも、あちこちに

さて、この材を、どう活かすか
楽しみが増えました

一枚一枚、一本一本
表情も、姿、形も違う無垢の木
出会うタイミングも大事ですね
(だって、ここだけで3000枚あるし。。。)

木を使った家づくりは
こんな楽しみがあるんですよ

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小さいようで・・・

「5月16日」

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配筋検査
施設としては小さな建物ですが
住宅と比べると、広いと言えば広く

ひとつひとつサイズが大きいので
なんとなくの違和感も感じながら

バリアフリーのために
床の高さも低く。。。
やはり違和感も感じつつ

広いけど、低いので
さらに、違和感が。。。ですが

キレイでピッタリ!って言葉の似あう配筋でした

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耐えるために

「5月13日」

急ピッチで進む現場では
梅雨に入る前には。。。が合言葉のようですが
今日は、構造材の確認で
手刻みの加工場に入れて頂きました
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木造の小さな施設ですが
構造材を、そのまま見せるので
折角なら、良い景色になるような材料で。と
工務店さんのご厚意で
昔は良くあった曲がった梁を使うので
大工さんが、1本1本
手と頭を使って加工してくれてました
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丸太なので、組み合わさる所は
板をあてて、基準点かの距離を測って
相手側に、その距離を写し取って。。。と

確かに言われれば簡単な事ですが
やれば、かなり大変な、失敗の許されない仕事で。。。
作業する場を確保する事も難しく
材料をストックしておく事も大変な時代

機械で規格寸法に加工と、乾燥を
一気に、瞬時に行って、流通に乗せてしまう世の中で
こやって
一本一本、材料の良し悪し、向き不向きを見定めながら
それも、こっちの方が楽しいでしょ!と
話す職人さんたちに出会えるのは
すごく良い経験になります

そんな大工さんから、一言
建物も、人も
機械でも出来るような仕事は、年月に耐えれないな。と
大事なお言葉ですね・・・

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良い造りだな。。と

「5月5日」

こどもの日ですね
勢いついて、また仕事をしちゃってますが

先日の「H-FM」
ここには、大きな吹抜があります
風通しと、陽当りと、家族の繋がりから
吹抜をつくりましたが

吹抜って寒いよ。上が暑いよ
なんて言われますが
空気の流れ(抜き方、入れ方、止め方)を考えれば
それほどでもなく、お客さんも
心配だったけど、全然快適ですよ。って言葉をもらって

ちょっとした工夫で、こういう所は解決出来るんですよね
(この工夫をしないと、大変な事になるんですが、、、、)

そんな工夫は、施工でも
この大きな吹抜を、どう造るか??というのがあります
(これは、現場の話、職人さんとのやり取りの話ですが)
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この吹抜、漆喰を塗りまわしてるんです
横にも長く続いて
上にも高く、そしてまた横に続く
大きな面を左官でつくると
どうしても、割れなどが問題になり
現場でも、心配だからこそ、割れるよ。。。
なんて話も出ますが

まったく、小さなヒビさえもなく
安心もしたし、ちょっと誇れる仕事になりました

話が出るなら、細心の注意と、最大限の努力
最高の段取りをする事で、防げる事もあり

左官屋さんの腕と
材料屋さんの眼と
大工さんの気配りと
そして
今まで教えてもらった
知恵の結晶かもしれないですね

と、現場と自分の成果のようですが

乱暴に、空調をかけたり、生活したりすると
やっぱり、家も辛くて
どっかに歪みがでるんですよね
それが無いのは
住い手さんが、家にも優しく
大事に暮らしてもらってる証拠なんですね

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良い家だな。。と

「5月3日」

世の中はGW
こんな日こそ
事務所に篭もってでジックリと図面描きつつ
ふと、先日の事を振り返る

完成して2年ほど経つ「H-FM」へ
水はけの問題で、少しばかりの植栽メンテナンス
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餅は餅屋で、あ~だ、こ~~だと
職人さんたちが対処を考えてくれて
とりあえずは様子を

と、中でゆっくりとお茶をしてると
なんとも、静かな時が流れて
マッタリとしてしまい
何を話す訳でもなく、長居してしまいそうになる
(職人さんはワサワサするので直ぐに帰ろうとするけど)

良い家ってなんだろう??とは
いつもいつも考えては
余計な邪念も、ニョキニョキと角を出すのですが

こやって、住まわれてから何年もして
完全に住い手さんの色に染まってくると
デザインというのが薄れてきて
ここが分かれ目のような気が。。。

建物と暮らしが、ふんわりと柔らかくしっとりと
何気ない空間と、日常の生活が
馴染んでいるのが、とても心地いい

住まいとして長い年月を考えると
こんな感じの、人の温かさに包まれるような空間が
良い家なんだろうなと思う

そして、そんな暮らしと
家を大切に使ってくれてる住い手さんに感謝感謝です

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