素材の旅
「7月19日」
天気が不安定ですね。。。。
これで梅雨明けらしいですが。。。
先日、長野の諏訪地方へ
「石」を見に行ってきました
石と言っても、色々あって
マグマが固まったモノ
強烈な重さで圧縮されて固まったモノ
などなど
自然条件によって、風合いと色と、肌触りが変わり
建材としての使い道が分かれます
で、今回は諏訪地方が産地として有名な
「鉄平石」
え?!薄い石だなぁ~~と思う人も居るかもしれませんが
これも、この鉄平石の特徴で
板状節理と言って
マグマが冷え固まる時に
厚さ2㎝前後で、(切れ)目が入ってるしまってるんです
ただ、取り出す時は、大きな石の塊ですが
それを、職人さんが眼と手で、見極めて
コンコンと叩くと、ぺりっとめくれて
こんな薄さになる。。。。という不思議な。。。。代物で。。。
(下に置いてあるのは、まだぺりっとしてない石です)
で、この石の塊は、もともとどうなってるのか?というと
こんな感じ。。。。ゴツゴツ&ニョキニョキと伸びて
大きな壁のような塊のようなですが
こちらも切れ目が入って
1本1本が独立してる柱なので
柱状節理。と呼ばれて
柱状でもあり、板状でもあり
ゴロンと、石の目に沿って
取り出す事ができる鉄平石
昔の人にとっては、足元にある建材として
使うことも出来たんでしょうね
この地方特有の建築素材になって
屋根材として、この石を並べた家もあるんですよ
家の屋根材。。。として?というのは
出来なくはないですが、アプローチとか壁とかに
1枚1枚、自然が造りだした風合いを持つ鉄平石を
使ってみてはどうですか???
ちなみに、サビ色を持つので
「鉄のような色の石」という意味で鉄平石と言うのかな?と
思ってましたが
「鉄のように固くて平たい石」だから鉄平石というらしいです
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