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スルスル?ゴンゴン?

「10月4日」

先日、地盤調査をしてきました
1004
地盤調査では
ただ、測定した数値だけではなく
パイプや棒が地面深くに入っていくスピードや音も大事で
スルスルいくのか?ゴリゴリか?ゴンゴンか?などなど
大切な情報なので
うちの事務所では、調査に立ち会うようにしてます
さらに
一般的な木造住宅であっても
基本的なサウンディング試験に加え
ボーリング試験を行うようにしてます

サウンディング試験は
棒の先についたスクリューを地盤に突き刺して
棒をクルクル回す際にかかる負荷や音で
地盤の強さや、地盤の状況を確認します

正式には、スウェーデン式サウンディング試験
その名の通り、フィヨルドで有名なスウェーデンから輸入された
均質な緩い地盤を測るのに適した方法で

地盤に異物が入ってると
スクリューが引っかかったり
大きな石にあたると、止ってしまったりと
地盤状況で結果に大きな差が出るので
注意が必要です
(検査員さんの経験値が大切なので信頼してる人に頼んでます)

それに対して
ボーリング試験は
測りたい深さまで、掘っては
打撃を繰り返し、その地点の強さを直接計測します
さらに、サンプルとなる土も採取できるので
粘土なのか?砂利なのか?地下水が多いのか?
などなど、確認もできるがメリットです
逆に、時間もかかるし、場所も取るのがデメリット?でもあり
何か所も測定する訳にもいかない場合もあります

という事で
この2つを組み合わせる事で
測定箇所を増やしつつ
土のサンプルを採取しつつ
建物の下の、見えない地中深くを想像して

さて。。。ここから導き出された地盤の強さを基に
地盤改良?杭?が必要?何をすればいいのか?
調査屋さん、基礎屋さん、そして事務所でも
計算して、最適な基礎形状を決めていきます

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